穂肥まきと草刈と百姓の口伝

穂肥をまく2

午前中は連休植えの「秋の詩」の穂肥をまく。豆あとの田んぼなんだけれど、元肥がそこそこ入っているので、穂肥はどうしようか考えていたのですが、幼穂をみたら、2ミリ程になっていたし、すこし色も落ちてきたようなので10aあたり20kgのハーフ有機肥料をまきました。さてさて。


お昼前には長男の一学期末保護者懇談会。子供が四人いると保護者会も分担していかねばなりません。うーむ。いろんなことに首を突っ込んで挑戦する時期だと思うので、頑張って欲しいところ。
午睡のあと草刈へ。いや、今日は久しぶりに青空が広がって陽射しが強かったですが、風があって助かりました。
水持ちの悪い田んぼ、水を入れてもすぐに浸透してしまう(モグラやネズミ穴を探しているのだけど、どうも穴は見つからず。田植え時期もそうだけど、これから穂が出てくる時期も稲には水が必要なので、湛水したほうがいいんだけど、一度中干しすると、田んぼにひびが入ったりするので、水持ちは悪くなってしまうのです)ので、草刈と同時に、水管理がまた仕事ですな。


法隆寺の宮大工の西岡棟梁の本にはいろいろな口伝が紹介されていて、ホント面白いのですが、あえて農業の口伝、百姓の口伝を作るならば、百姓の口伝の第一は「米づくり、飯になるまで水加減」でしょうな。というか、農業をはじめて最初に覚えたのがこれです。って、第二、第三はまだ思いつかないですが。うーむ。思いつかないってのは、まだ身に付いてないってことだろうな。えーっと法隆寺宮大工の口伝はいくつあったんだっけ?