激しい雷雨

すごい雷雨。シャワー状態です。今、ちょうど田んぼにいたのですが、北の空が真っ黒だなぁ、と思っていたら、だんだんそれがこっちへ近づいてくる。しかもその黒い雲から稲妻がビシビシ落ちているのが見えている。うーん、これは来るな。と思いつつそのまま見ていたら、さっきまで見えていた小谷山がもう見えない。北から稲の葉がずーっと棚引いてきたぞ、とおもったら突風。うわ、風だと思っていたら、風に雨が混じってきて。軽トラに退散すると、バシャバシャバシャと大粒の雨が降ってきました。田んぼ道も田んぼの中の水面も雨が跳ね返って狂乱状態。しかもビシビシと雷が光っている。ま雷雨の観察はこれくらいにしておこう、と帰りかけましたが、住宅地の中に入ると、樋からは水はあふれているし、細い水路からは水があふれ出している。家に着いても、軽トラをおり、裏口までの2メートルほどを走りましたが、一瞬にして濡れてしまいました。やれやれ。寒気が流れ込んで大気が不安定、なるほど不安定。
スティービー・ワンダーに雷鳴の轟くLPがあってその名も『シークレット・ライフ』。でもこのアルバムは大ヒットした『キー・オブ・ライフ』の次に三年もかけて制作されたんだけど、あまり売れなかったようなんです。でも名作です。いや天才の仕事。これ原題は『Journey Through The Secret Life of Prants』というんです。農を胸に秘めるものは聴かねばなりますまい。僕はもう25年間も折りに触れ聴いています。レコードしか持っていないのが辛いのですけど。


朝、田回り。午前中は麦の刈り取りに備えて麦の圃場と草が伸びてきた田んぼ道の脇の草刈り。お昼に激しい雷雨。ま、切りも良かったので、ここで終了。
午後は水田農業研究会の役員会。うーむ、今年は役員になってしまったのでした。現地研修会やら中干しなど技術研修の話題など。
で、夕方、稲の茎数を数えに田回りに出たら上記のような激しい雷雨にであったのでした。カメラを持ってなかったので、真っ黒い雲も、雨の跳ね返りも写真におさめられず。でももしカメラ構えてたら、ずぶ濡れになっただろうな。いや、カメラをかばって軽トラの運転席からの撮影にしたかもしれませんが。


枕頭本にしていた中野孝次良寛の呼ぶ聲』読了。中野孝次氏は昔『清貧の思想』がベストセラーになったのですが、僕は読んでいません、でも、「清貧」は良寛の生き方から発想されたのではなかろうか、と思いました。


草刈り作業のの移動中にNHKのラジオ第一放送を聴いていたらバッハの解説をしていて、耳が放せなくってしまって、その間は休憩になりました。N響の首席オーボエ奏者の茂木大輔さんの解説だったのですが、カンタータ140番、147番、ブランデンブルグ協奏曲、いや、どれもすばらしく、バッハの偉大さをまた思いました。
うーん、iTunesStoreで買えるのかな?