モグラの穴を踏んで歩く

朝、田回り。昨夜の雨でうちの小麦が少し倒れかかっている。他のところでもかなり倒れているところもありますね。うーむ。


うーむ、と思いながら、田回りに出たが、またしてもオンゴロ(モグラ)が畔を走り回っている。ま、やつらも走りたくてしょうがないのでありましょう。こっちは走られて穴を空けられては水が漏れてしまって大変なので、穴を見つけてはぎゅぎゅっと足で踏み潰していく。で、穴を埋める。都会の人は、畔のモグラの穴を百姓が踏み潰して歩いているなんて、あまり想像しないわなぁ。こんな記事読んで笑っているかも。いや、実際、自分でもなんだか笑えてくるのですわ、畔を歩きながら、足裏の感覚でモグラの穴を見つけては、ぎゅぎゅっと踏み潰して歩いている姿を。
でもそんなことしながら空を見上げたり、流れる川の水を眺めたり、風になびく稲の生長を思いながら、俳句を捻ったりしていると、これがなかなかまんざらでもないのです。
夕方も田回りして稲の生長観察。昨夜の雨でどの田んぼもそこそこちゃんと水が張れていてありがたいことです。


近所の小学校では全面改築工事が行われていて、クレーン車が資材を上げたり下げたりしきりに動いているのでした。画像ちょっとコンピューターで処理して、エコ系女性向け雑誌(?そういうジャンルがあるのかどうかわかりませんが)の写真風の空の色にしてみました。ってわかりませんよね。いや、どうでもいいんですけど、彩度を落として、色目もすこしグリーンやブルーを動かしてみました。