佐藤多佳子『一瞬の風になれ』読了

24日(木)晴れ。
良い天気の一日。水をあちこちの田んぼにいれる。それから稲の観察日記をつける。
一枚の田んぼの中の一株を選んで印をつけ、稲の高さと植えた本数、分蘖していく本数、葉数とを記録していくことにしました。


25日(金)
雨です。よく降りますな。一日降り続いています。
佐藤多佳子『一瞬の風になれ』読了。楽しめました。いや、高校生が実にリアルで取材がしっかりしているのだろうと思いました。いや、泣けますなぁ。何度も陸上部だった人間の顔が浮んできました。
中野孝次良寛の呼ぶ聲』に突入予定。


26日(土)
昨日の新聞には「西日本じわりと水不足」という見出しで早くも水不足の報道がされていました。このあたりでも水不足の影響で田んぼの用水が二日おきにしか流れないようになってきています。昨日の雨で今朝はどの田んぼも満々と水をたたえていて尻水戸から水が落ちているのもありましたが、梅雨の期間も短く降水量も少なめで暑い夏になりそう、という気象庁の長期予報もありますし、心配なことです。


今朝はバイオエタノール関連の記事が日本農業新聞の一面でした。植物からエネルギーを採り出すという考え方が農業全体にいい流れになってくれるとありがたいです。食料の6割を輸入に頼っているような日本ですが、世界的な水不足、食料不足になってくると、お金を出せば買えると安心していられないはずなのですけれども。

画像はうちの田んぼのトノサマガエル。二週間前、田植えをしているとき田植え機からトノサマガエルのかえる合戦(かえる合戦ってヒキガエルの時にしか使わないのかな?)の真っ最中だったんだよね。あちこちで組んず解れつ追いかけたり逃げたり乗り掛かったり乗られたり。やってるやってる、と田植え機の上から見てたんですけど、今ではすっかり落ち着いたトノサマガエルたちなのでした。