一週間の出来事

一週間、更新なしでした。いやはや。田んぼが忙しかったり、子供たちが新学期で、新しい学校生活の様子も四人の子供からそれぞれ聞いて話もしたいし、でも、疲れているだろうし、生活のリズムもちゃんとしないといけないので、早く寝かせないといけない、と夜も9時過ぎには次女を寝かしつけるのといっしょに僕も睡眠という生活。なかなかコンピュータの前に座れませんでした。では一気に一週間分。


17日(火)
朝、いつものように苗代を見に行き、いくつかの田んぼに水を入れ、畔まわりをこなす。明日畔塗りをします。小さい田んぼばかりなので、そこそこ早く水が回るのです。
夜は中学校のPTAの寄り合い。


18日(水)
朝苗代を見に行き、午前中は昨日畔回りをこなした田んぼの畔塗り。午後はまた明日の畔塗りに備えて小さな田んぼに水を入れ畔回りをこなす。父と母はその間に畔塗りをしてくれていた。
夕方、本屋へいき、そのあと小学校の校舎改築工事に伴って、いくつかの田んぼが工事に使われるのでその説明会。


19日(木)
父と母が畔塗りをしてくれるというので、僕は風が強かったけど、天気が良くなってきたので、畦畔に除草剤を散布。風が強いのはとにかく、夕方になってきて陽がかげってきたり、温度が下がってきたりすると、除草剤の効果ってどうなんでしょうね。うーむ。


20日(金)
今日も畦畔の除草剤散布。今日は午前中は風がなくてありがたかったのだが、午後からは風が出る。父は午後から5月の連休植えの田んぼのこなしをしてくれる。うん?こなしは荒代かきのこと。


21日(土)
午前中、ときどき時雨れる中、荒代かきを6反分。
午後は今日から公開という「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリーロジャー)」を子供たちにせがまれていたので、家族で観にいく。いや、公開初日に映画を見にいくなんて、初めてのことですわ。いやはや。映画の方は、暗闇の中にいると田んぼ仕事の疲れで、一瞬気を失っていたようで、知らない間にストーリーが進んでいましたが、展開はおおむね理解できていて、楽しめました。
食事をして帰ることにしたのですが、回転寿司だ、蕎麦だ、うどんだ、マクドナルドだ、となかなか意見がまとまらず、車の中で侃々諤々、喧々囂々、いや大げさな表現ですが、結局ファミリーレストランCocosで決着。やっぱりファミリーはファミレスなのか。ま、あれこれ揃っていていいんだけどね、そこそこの値段だし。
蕎麦の食べ方、寿司の食い方、そういうのを父親に教えてもらった、というような文章をたまに読んで、ああ、そういうのもいいなぁ、と思うのだけれど、ファミレスでは、そういうムードは皆無ですな。ま、回転寿司でもだめでしょうけど。まあ、自分で稼いだ金で同僚や先輩について習ってもいいんだけどね。


22日(日)
朝、5月20日ごろ植える田んぼ用に種籾を催芽機に入れる。催芽機っていっても、ようするに種籾を32度の温水に24時間浸けておくだけなんですけどね。自動的に温水が循環して温度管理をしてくれるのです。
午前中は昨日に続いて荒代かきにでたのだが、勘違いしてまだしなくてもいい田んぼをしてしまった。やれやれ。
午後は雨が降ってきたので、地域の広報紙の原稿を打ち込んでegword Universalでレイアウトを試してみる。今月は記事原稿が多い。写真を入れるスペースがないぞ。うーむ。
夕方、農地・水・環境保全向上対策の一つで田んぼから流れでる濁水を防止するということで、濁水の検査に農事組合の役員ででる。荒代かきの時期になってきたので、調査をするということです。田んぼの排水路から汲んだ水をいれて、メスシリンダーの底に記してある二重線の十字がどのくらいの深さで見えるかという検査なんですけど、今日は雨だったので、ささ濁りかなぁ、と話していたのですが、湧水が入っているところはもうバッチリ透き通っていました。地域の中を流れてきているような水路はやはりささ濁り。でも充分な透明度でした。


23日(月)
朝から昨日催芽機に入れた種籾の播種。コシヒカリを295箱。播種して苗代に並べました。少し風がありましたが、父母と三人で協力してやれば、うまくいきました。
午後はまた畔塗り用に畔回りをこなして土寄せ、田んぼ二枚分。


枕頭本で『藤沢周平全集第八巻』の「一茶」を読了。そうかそうか、そうだったのか、と思うことしきり。断片的に理解していたことが、あれこれと繋がって面白かったのです。続いて「白き瓶 小説長塚節」に突入。長塚節も教科書で習った


   馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉ぢて思い見るべし


が有名だし、好きな歌でもあります。さてさて、楽しみなところです。