大豆の出荷と『蝉しぐれ』と『イラスト図解コメのすべて』

bunshirou2006-12-12

10日(日)朝方まで雨が降っていたみたいだけど、あたりが明るくなる頃から良い天気。火曜日が検査なので朝のうちに大豆の出荷をする。軽トラで二回にわけて出荷。
午後は草刈り機の混合油を抜いて片づける。夕方、子供らを連れて近所の堤防やら田んぼを散歩。夜テレビでやっていた『ラストサムライ』を観る。


11日(月)
来年の種用に残しておいた大豆が多かったことに気がつき、一袋追加で出荷する。
今日も天気がいい。田んぼの畔際に溝を切っておいてあるのだが、尻水戸をきちんとあけて、溝も隅でつないで流れるようにした。あとは今年から作らせてもらっている田んぼで石だらけの田んぼがあるのだが、耕起したあと雨が降って大きな石がゴロゴロと見えているので、大きなやつだけでもと石を拾って出した。うーむ。でも良い天気でヤッケを着てスコップなどを使っていると汗をかく。
まだ雪の降っていない冬の田んぼの切り株からはひこばえがでて、それもだんだん黄色くなってきています。冬の陽射しで気がついたのですが、このひこばえにたくさんの蜘蛛の糸が、もう田んぼ一面に張り巡らされています。これがまたどの田んぼも蜘蛛の糸が張りめぐらされているんです。いや、驚きました。いったいどれぐらいの蜘蛛が動いているのやら。一見するとなんにも生き物がみえない冬の田んぼですが、この田んぼ一面の蜘蛛の糸をみると田んぼに息づく生き物を感じました。


注文しておいたDVDが届いてきて、『蝉しぐれ』を観る。NHKの金曜時代劇ほどは人気がないみたいだけど(そしてその理由もよくわかるけど)、ロケがきれいで、僕なんか、最初の美しい雪の景色のシーンだけで涙腺が緩んできてしまう。雪原だけど、その雪の下は田んぼなんだと想像できる。逆境にあっても卑屈にならず毅然と生きる、よい映画でした。


有坪民雄『イラスト図解コメのすべて』(日本実業出版社)先日買った農業書の一つなんですけど、おもしろかったです。わかりやすくて。副題に「生産、流通から最新技術まで」とあります。ま、最新技術のことは書いてあったかな?という感じですが、現在のコメ農家の置かれている様子が生産のことやら流通のこと米政策のことなど、実にわかりやすく簡潔に書いてありました。この簡潔さが魅力です。


どうもプリンターPM700Cが壊れてしまったのか、コンピュータが認識してくれない。プリンタのコードはしっかり接続してあるんだけど。USBではなくてシリアルポートでPM7200/90と繋がっています。紙送りのボタンを押しても反応がない。700Cももう10年。うーむ。もついに寿命か?