白大豆の最後の選別とオーストラリアとのFTA

午前中はアルバイト。なかなか12人の受講生さんを一人でみるのは大変です。そういうことに気がついてきました、やっと。ま、持ち込みのコンピュータのことやら、公民館のコンピュータやらプリンタの調子がもう一つということもあるんですけど。
差し込み印刷って、みんな使っているのかな?使う人は使いますよね。年賀状はどうかな、Wordで年賀状作成する人はどれくらいなんだろう。年賀状の裏の文面なら充分使えますね。僕もPhotoshop Elements 3で加工して、最終的にはEGWORDで作っているような気がします。でも宛名はそれようの年賀状作成ソフトを使っている人が多いような気がしますね。Wordの差し込み印刷機能で宛名を作っている人は少ないでしょうねぇ。ま、一年に一度の年賀状作成に使うくらいなら充分なんですけど。
午後は残っていた白大豆の選別をする。平日だし、時期も時期なので、誰も来ていらっしゃらないので、一人でのびのびのんびりと選別機を動かしてやりました。


あまり一般紙では話題になっていないようですけど、日本農業新聞ではここのところ連日オーストラリアとの二国間の自由貿易協定(FTA)が紙面のトップを飾っています。外務省のFTA戦略では「豪州・NZとの間では農産物の扱いがセンシティブであるが、多くの点で日本と価値観や利害関係を共有する。」とありますが、農産物のなにがどうセンシティブなのか説明がありません。要するに自由貿易協定で関税が撤廃されればオーストラリアから安い農産物(米、小麦、乳製品、牛肉、砂糖などなど)が輸入されるようになって、日本の農業は壊滅するのではないか、ということです。今日の日本農業新聞のトップの見出しは「日豪FTA関税撤廃時 北海道1兆4000億円の打撃」というものでした。米だってどうなるのかわかりませんし、オーストラリア以外の国とのFTAもどうなっているのか知らないのですが、安易にすすめると食料自給率だって必ず下りますよね。うーむ。自民党への復党問題ばかりがニュースでもあるまいし、という感じです。日本の農を守るということは日本の国土を守るということなんだろうと思うのですが、どうなんでしょう。農にしろ教育にしろ、第一次的な、時間のかかる、すぐにはお金にならない、でも本当に大切なもの、そういうものを大切にしていく志がないと国を愛するなんて気持ちは湧き難いものだと思いますけどねぇ。これは農業にたずさわるものの偏ったものの見方なのかな。大企業はオーストラリアから安く原材料が輸入できてうれしいのでしょうけど。
画像は近所の図書館の窓からのドウダンツツジの紅葉の眺め。赤が鮮やかで美しい。