google Analyticsと米の歴史のお勉強

bunshirou2006-08-18

google Analyticsを入れてみた。うーむ、詳しく解析してくれているのはうれしいんだけど、用語がわからない。
うーむ。はてなカウンターでも同じようなものなのでしょうけど、グラフなんかできれいに表示してくれるからこっちのほうが楽しいけど。こうしてGoogleはデータをどんどんとためていっているんだろうなぁ。まあ、うちのデータためてもあまり役には立たないだろうけど。でも考えると恐ろしくなってきますな。もうほんとだんだんジョージ・オーウェルの『1984年』に近づきつつあるような。

コシヒカリの田んぼで、どうも稲が倒れかかっているところが出てきた。二枚の田んぼの一部だけど。なぜだ?肥料が多かったか?風のせい?

今日は曇り。昨日の夕方にも大豆の畑に水を入れる。台風が近づいてきていたけど、雨はほとんど降らず。昨日も2mm。大雨やら川が増水したところもあるのに、この辺りだけはどうにも降っていない。

今日は午後から学生時代の仲間と石川県の小松で飲む。20数年ぶりである。楽しみなことである。列車の中で読む本を探さなきゃ。

日本農業新聞のインタビュー記事は国士舘大学の原田信男先生。要約をしてみた。
米は日本の国の成立に深くかかわった作物だ。栄養価、食味、貯蔵性で非常にすぐれ、人口支持力(人を養う力)も高い。米の栽培技術を持った集団は経済的・軍事的に優位に立った。古代律令国家は米を租税作物として奨励して、中世には全国に水田が広まった。そして米を中心とする古代国家以降の政策も近世の石高制というシステムで完成する。
米の栄養価はアワやヒエとは比べ物にならず、力の源と考えられていた。また米のうま味は格別であり、日本人の味覚や食文化は米をベースに形成された。肉食が「穢れ」の観念からタブー視されたので、その分、米に突出した特異な食文化が生まれた。
米の消費減や後継者不足が言われている。1960年代になってやっと日本人は米を腹いっぱい食べられるようになったが、同時に西洋的な食文化が浸透しはじめた。だが日本人の食文化の中核としての米の位置は簡単には変わらないだろう。
水田はいったん荒れてしまうと元にもどすのは難しい。米はまた食料自給率、バランスの採れた食生活という点でもウェートは高い。最近食育が注目されてきているが、日本文化や国家の形成と密接にかかわってきた米は、重要な素材であり、その歴史を学ぶべきだ。