溝切りと田んぼの生き物

今日は一日、遅植のコシヒカリの溝切りをする。
午前中に4枚。午後は3枚。午前の終り、お昼前に溝切りが止まってしまってエンジンがかからなくなってしまった。しかも溝切り機はまさに田んぼの真ん中で立ち往生。やれやれ。しょうがないので担いで軽トラまで運び、作業所でエンジンのプラグを外して掃除をする。だいぶカーボンが付着している。金ブラシを探したが、あるはずのところにない。いやはや。しょうがないので針金や彫刻刀や歯ブラシで磨いてはみたけど、あまりきれいにはならなかった。でもプラグを外して乾燥させておいたら、またかかるようにはなったのだが・・・。午後はすこぶる調子が悪い。仕方がないので、新しいプラグに交換することにした。ま、ずーっとプラ分の交換もしてなかったからね。さすがに新しいのは火花のパワーも違うのか、ギュンギュンまわる。遅れた分を取り返すべく、溝切り頑張りました。で、あと1反の田んぼを残すのみとなりました。やれやれ。そんなこんなの一日でした。
そういえば、書いてなかったけど、二日ほど前にオニヤンマを見ました。こんな時期にと思ったけど、間違いなくオニヤンマ。あと田んぼでもけっこうトンボを見かけます。名前がわかるといいんだけど、これが、わりと茶色ぽいんだよね。ウスバキトンボ?あとヤゴはオタマジャクシに混じって、こそこそと泳ぎ回っています。
田んぼの中のオタマジャクシもだいぶカエルになってきているようで、足のはえたやつやら手まではえているやつ。緑色になってきてもう尻尾をわずかに残したやつ、などいろいろといます。そういうのを狙って、カラスやらアオサギやらヘビが田んぼをうろちょろしています。ヘビの種類はシマヘビというやつですが、どうもあんまり逃げませんねぇ。おまけに近づくとガラガラヘビのように、尻尾の先を震わせて水面を波立たせるので、シャバシャバと音を立てて威嚇してきます。やれやれ。こっちはホリを担いでいたので、これで真っ二つにして百姓の力を思い知らせてやろうかと思いましたが、ま、大人げないですし、うちの田んぼで、そういう風に自然の弱肉強食の営みが観られるのも楽しいことなので、見逃してやることにしました。いやはや。