内藤康生「雁坂峠」が完結

『山の本 No.55 2006 春号』はまだ全部読んではいないのですが、連載小説の内藤康生「雁坂峠」は今回で最終回でした。うーむ、最終回だけあってちょっと今までの疑問の解決編みたいな感じになっていますし、おおむね予想した通りになって終りましたが、楽しませてもらいました。三回の連載ですから半年間にわたって楽しませてもらったことになります。小特集の「山で見かけた登山不適格者」笑える話も多いのですが、文章に告げ口、密告、チクリの気配も。