農業技術研究会にいく
昨日は県の農業技術振興センターで農業技術研究会があり、研究の成果を発表されるということなので聞きにいってきました。いろいろなテーマで研究されているようですが、昨日は午前中が「環境こだわり農業研究会」午後は「水田作研究会」の発表でした。
「環境こだわり」では、
- 水稲栽培における有機質肥料の側条施肥技術と水質への影響
- 田畑輪換水田における栄養塩類の流出負荷量の変動
- 軟弱野菜の冬期の減化学肥料栽培技術と有機質肥料の窒素無機化特性
- 赤カビ病の防除について
- 県内産Nomuraea rileyi のハスモンヨトウ幼虫に対する殺虫活性と防除効果
「水田作」では
- 大豆奨励品種候補「九州136号」の選定
- 麦跡転換畑における浅耕うね立て同時播種技術における大豆の苗立ち・初期生育の安定化について
- 普及現場における新しい大豆栽培
- 平成17年産水稲の概況と平成17年播麦類の生育
- 糯の水稲新系統「滋賀糯68号」の育成
- 高速粉砕方式の米粉の加工適性
この冬はいろいろ講演会やら発表会に参加してきていますが、具体的な技術についての発表でたいへん刺激になりました。
ただ、それぞれが20分から30分の持ち時間でPowerPointを使っての発表なんですが、どなたも早口で発表が慌ただしくPowerPointのスライドの画面にも文字がいっぱいで、それを読み上げる感じなんですよね。それからPowerPointの切り替えも発表者が自分でするべきですね。いや、べつにスティーブ・ジョブスのプレゼンと比べているわけではありませんが、もう少し発表の仕方にも工夫があってもよかったんじゃないかと思いました。って、まあ発表の中身はどれもすばらしかっただけに。