坪刈り検査の結果

日本社会の中ではいちおう4月が年度替わりですが、農業というのは米をつくってその後麦や大豆を作っていると、当然ながらどこかで区切りができるというわけではないので、一月からの書類なんかがゴチャゴチャ未整理で散らかってきたり、確定申告関係のものが散らかってきたりで、収集がつかなくなってきたので、昨日は午後部屋の掃除と整理整頓。
なかなか進まなかったのですが、去年農政局の依頼で坪刈り検査というのをしたのですが、その結果の通知書類が出てきて、また掃除の手を止めて眺めておりましたので記録しておこうと思います。
5月20日に田植えしたコシヒカリで結果は以下の通り














収量構成要素
1平方m当り株数
18.7株
1平方m当り茎数
473本
1平方m当り有効穂数
430本
1穂当り籾数
79.8粒
登熟歩合
80.5%
玄米千粒重
22.3g
10a当り玄米重
616kg






























玄米の粒厚別分布割合
編目幅(mm)
2.2 2.1 2.0 1.95 1.9 1.85 1.8 1.75 1.7
調査筆(%)
3.2 21.1 44.3 18.8 5.8 2.6 2.3 1.0 1.0
管内平均(%)
2.9 18.4 40.6 21.4 7.5 3.9 2.9 1.2 1.2


ということでありました。これから計算すると、うちの網は1.85mmですから、選別される玄米は95.8%になります、ここに10a当り玄米重の616kgをかけると、だいたい590kgで、だいたい10a当りの収量は9.8俵ということになりました。このあたりは平均収量が8俵ほどなので、やはり17年度は豊作だったということです。粒厚も管内平均を上回っているようです。17年産の米は味もとてもいいように思います。ありがたいことです。
こういうの本当は自分でもしなくてはいけないのかもしれないけど。観察記録として。今年度もうちで坪刈りの検査してくれないかな。もうどんどん引き受けます。
表を作るのにあれこれ苦労しました。htmlを忘れているし、CSSの書き方も忘れかけていて、日頃何も考えずに日記のようなものの更新ができるこのブログのすごさを思います。