ピンホール写真の弱点

ピンホール写真です。
学研の『大人の科学』についてきた付録で撮ったものです。僕のデジカメ(CASIO EXILIM EX-S3)は、もう小さくて薄くてとてもいいデジカメだと思うのですが、なんといっても弱点は接写能力で80センチから無限大の固定焦点のパンフォーカスなので、どうにも近づけないのですね。これがなんといっても大きな弱点。ま、活躍してくれたので、次なる接写能力のあるやつを探してもいいんですが、それもちょっともったいない感じがしないでもない。それでふと思い出したのがピンホールカメラ。これならもう全くのパンフォーカス。どの辺りまで近づけるのかカメラのサイズにも関係するのかな?その辺りのことはまだよく知りませんが、とにかく理屈的には接写可能なはずですわな。そんなこんなでまた取り出してきました。
でもこれにも当然ですが、弱点が。
一つ目。まず露光時間が長くなりますから、もう三脚は必要になります。晴れている野外で撮影してもISO100のネガフィルムで2秒ほどかかります。ISO400にしても1/2秒。ちとこれは手持ちでは苦しい。したがって、三脚が必要になりますが、三脚があると、とたんに機動力が落ちますからねぇ。うーん、軽くて小さな三脚を買うか。
二つ目。で当然露光時間が長くなるのですから、動いている被写体には滅法弱い。ま、それも味ですが。今回もコスモスを撮りましたが、風が吹くと花が揺れて、ぶれぶれです。
三つ目。それからデジカメに慣れてきていると、撮影してすぐに見られないというのがツライですな。しかもフィルム一本使い切るまで現像に出しにもいけない。現像代プリント代もかかる。
考えてみれば、デジカメは便利なものですな。でも少しまたピンホールで撮ってみようかな。でも本格的にピンホールでとっていらっしゃる人は、そんなところもまたいいのでしょうね。僕もカメラ自作して35ミリネガフィルムでなしに大きなやつで焼いてみたい気もするけど。
でもピンホールカメラ独特の甘い描写で接写の時に要求される大きく写してはっきり見せる、というのはできないのでその辺りのことも考えないといけないですね。
他にも弱点はあるんでしょうけど、こういうなんともぬるい描写も悪くありません。
秋の米の収穫が終って、時間もとりやすくなるとおもうのだが、あれもこれもとなんだかしなくてはいけないこと、したいことが次々と湧いてきてしまう。やれやれ。



iTunes6.0とQuickTime 7.0.3をダウンロードしてインストール。どこがどう変わっているのかは、よくわからない。iTunes6.0にはでもビデオというのがついた。動画も扱えるようになったみたいですね。



自宅サーバーを動かしていたPM7200を止めたら、部屋が静かになりました。いやはや。落ち着きます。