秋の稲刈りも終了そして「わら一本の革命」と「蝉しぐれ」

22日(木) 朝雨が少し降って、すぐに止んだのだが、稲刈りが出来ないので、米の出荷かをする。コシヒカリ。検査は月曜日。その後天気も回復してきたので、秋の詩の稲刈り。午後は地域の運動会の準備で企業回りをして賞品にする景品をもらいにまわる。こういうご時世なので、そうそうは集まらないのだ。いやはや。

今日で稲刈りも終了。コンバインやら籾運びのコンテナをとりあえず車庫へ。掃除は後日。

23日(金) 昨日稲刈りした籾は量も少なかったので、夜中に4時間ほど乾燥を止めて籾の乾燥具合を均したのだが、そのせいでなかなか乾燥が仕上がらない。結局午前中一杯かかってしまった。お彼岸なのでお墓参りをしたり、地域の広報紙の取材をしたりまたその打ち込みなんかをして午前中を過ごす。

午後は籾摺り。全部は出来なかったがおおむね終了。

24日(土) 幼稚園の運動会。次女が走ったりお遊戯したり、いっしょにPTAの種目にでたり。天気も良く、ありがたいことで嬉しい。

夕方から地域の運動会の準備。最終確認など。あとは賞品のまとめをすると前日準備をして本番突入となる。

25日(日) 23日の籾摺りの続きをしてしまう。その後籾捨てをして、乾燥機や籾摺り機関係で作業所の外に出ているものなどを取り外して、ざっと掃除をする。

26日(月) 午前中米の検査。少しユリコが抜けていないという指摘をまたもらったが、粒も大きい米でなんとか一等米になった。ありがたい。来年はよい米選機を買わないといけないか。

米の検査で小学校の同級生に出会う。今は神奈川のほうにいるのだが、近々、こっちに帰ってきて仕事を見つけるらしいし、農業もすると言うことだ。百姓の新しい仲間が出来るので嬉しい。しかも同級生だし。

午後は動力散布機を使って風を送り作業所やら乾燥機、籾摺り機、昇降機や米畝隠岐なんかの掃除をする。とにかくものすごいホコリで息ができないというか目を開けているのも難儀なほど。解体業者なんかがしている白い立体型の防塵マスクをしてみたが、どれだけ効果があったやら。いやはや。しかしなんとかそれも終了。概ねきれいになった。父はずっとコンバインを分解しながら掃除をしていた。

27日(火)ITサポートのアルバイト。このところサポートの仕事がほとんどない。いやはや。


福岡正信『自然農法 わら一本の革命』(春秋社)読了。いやはや、大変な本であった。これはもう老荘思想というか、禅とうか、哲学ですな。でも面白かったです。ちょっと今からすぐに、と言うわけにはいかないけど試してみたくなりますね。自然農業にかんしては、昨年だったか、農業始める時に川口由一氏を友達に教えてもらったりしたんだけど、ちょっと他にも調べて読んでみようかな。うむ、でも先日買った「ヘの字農法」関連の本が2冊たまっているからなぁ。


映画『蝉しぐれ』が10月から公開だそうです。藤沢周平の原作が素晴らしかったので、もう一年ほど前からこの映画については公式ホームページを見たりして、注目しているんだけど、是非とも観てみたいな。風景も美しいようなので(日本全国あちこちでロケハンもしているらしいし、彦根近江八幡でもしているらしい)映画館の大スクリーンで観てみたいものだ。予告編も美しいですわ、って予告編はたいてい面白そうに思わせられるのだけれど。