共同空中防除と平家物語


昨日は地域の共同空中防除の日で、無人ヘリを飛ばして、カメムシ対策の農薬散布でした。うちの田んぼも散布してもらいました。ダントツフロアブルという薬です。僕もその散布のお手伝いに出ました。朝、4時半に集合ですから、なかなか大変です。お手伝いの中身は薬剤を希釈してヘリに積み込む仕事。5時ぐらいから散布しはじめて10時頃まで。朝のうちは涼しかったのですが、太陽が雲間から出はじめるとものすごい暑さ。殺虫剤はやはり広範囲に一斉にというのが効果的なのですが、さてさて。

帰ってきて、シャワーを浴びたら激しい睡魔に襲われて、しばらく午睡。午睡から覚めて起き上がれぬまま枕元にあった橋本治の『双調平家物語6保元の巻』を読む。少し昼寝が長過ぎたか疲れのせいか、頭の中がしびれたような、なにやら陶然とした気分のまま夕方まで読みふける。畳に寝転がったまま庭を眺めると、夏の陽射しが照りつけ、現実の庭がしらちゃけてしまっているような。ユメカウツツカ、ウツツカユメカ。

夕方、田回りをして、いくつかの田んぼに水を入れる。

今朝は、長女が2泊3日のキャンプに出かけた。

午前中、長男のメガネのことで眼科に連れていったのだが、いやはやすごい人で、結局、2時間ほどかかったのだが、途中待合室の冷房があまりに気持ちよくて『双調平家物語』を読んでいたのだが、うかうかといつの間にか居眠りしてしまう。疲れているのだ、ということにしておこう。

帰ってきてテレビをつけたら郵政民営化関連法案が参議院で否決されて、衆議院が解散、総選挙ということになっていた。やれやれ。まあ、でもしょうがないかな。

iTMS-JEarl Klughの『Earl Klugh』をクリックしてしまった。なんだかすごく懐かしい。ほんとはふと思いついて渡辺貞夫の『カリフォルニアシャワー』を探したけど、無かったんだよね。70年代の終り、80年代に突入という頃。まだ僕は高校生でした。いやはや。