『サヨナラ』ダケガ人生ダ

今日は後半の10反分の種籾の催芽をして、午前中に畦塗りをする予定だったのが、朝のうち天気が不安定で、雨が突然激しく降ってきたりして、思うように進まず、午後に持ち越しとなった。午後は風が強くなったけれども、なんとか今日予定の畦塗りは終了。

農業用軽油の免税券が届いたというので、もらいにいく。

村上モトクラシhttp://www.shinchosha.co.jp/murakami/main.htmlなんてのがあるんですね。

昨日の日本農業新聞のコラモノいくつか詩や歌が載っていた。

井伏鱒二が訳詩した漢詩、勧酒。

   コノサカヅキヲ受ケテクレ

   ドウゾナミナミツガシテオクレ

   ハナニアラシノタトヘモアルゾ

   『サヨナラ』ダケガ人生ダ


良寛の句だといわれている

   散る桜 残る桜も 散る桜

良寛のこの句は近所のお寺さんの掲示板にも墨書されていた。

サヨナラだけが人生だ、そういうことがなんとはなしにわかるような今日この頃でしょうか。いやはや。

またこの日は栃木の有機栽培農家の種子選別と温湯消毒の記事が載っていた。比重1.15の塩水選。普通塩水選は比重が平均で1.13だと言われているのだけれども、少し濃いめですね。種籾は120キロ準備しても80キロしか残らないとか。

お風呂を使っての温湯消毒は僕と同じだけれども、お湯の量は少なめで小さな入れ物の中でじゃぶじゃぶと揉むようにしてお湯をかき混ぜるようにしているということです。僕のところでは浴槽をそのまま利用したので、一度に3袋10キロあまりを一度に消毒できたけれども。揉むようにですか、じゃぶじゃぶですか、そうだったのか。ちょっと上品過ぎたかな。

というわけで、その温湯消毒の種籾も今日から催芽となっています。明日は種落しをします。