成政酒造の大吟醸「医王山」がうまいことと雷雨と風雨

いただき物ですが、富山は成政酒造の大吟醸「医王山」がうまい!びっくり。
「このお酒は富山県南砺市で穫れたお米で作りました。良質な富山米から生まれたお酒はまさに富山のめぐみの結晶。その土地で産まれてその土地の方々に愛される。地酒本来の姿がここにあります。」というコピー。原料米は雄山錦(富山45号)100%。日本酒度は+5、酸度は1.4、精米歩合50%という堂々たる大吟醸ですけど。今まで知りませんでした。うまいです。なるほど。
酒米って、このあたりでは誰も作っていないので(たぶん)、よく知らないのですが、大粒でないといけないんですよね。それから背が高いので倒れやすいと聞いたりしはしているのですが・・・。このうまさは・・・。久しぶりに吟醸酒を飲んだからかな?


いやあ、今日はひどい目に遭いました。って、午前中は最初雨が降ってなかったので尻踏み(植代かき)にでたのですが、途中から、あ、雨が降ってきた、と思っているうちにだんだん雨足が強くなってきて、父がカッパを持ってきてくれたので、それを着てしばらくしたら、ゴロゴロと雷が鳴り出して・・・。ゴロゴロいっているうちは気味が悪いだけでよかったのですが、ピカッと光るとダメですね、一発光ってゴロゴロまでがわずかだったので、これはやばいと思っているとこに、ピカッと光ると同時に雷鳴。フルオープンのトラクタなので、車のようには雷から安全というわけではないし、田んぼの中の鉄の固まりのトラクタに乗っているわけですから、これは危ない、と脊髄からお尻で感じたのか、もう一瞬の後にはエンジンを切り、代かきの田んぼの中を走って、畔を走り、近くのお宮さんの竹やぶの中に避難しました。いや〜、近くで一部始終を見ていた人がいたら笑えただろうなぁ。雷雨はその後10分ほど続いて、雷は遠ざかったようなので、またトラクタに乗って代かきを再開しましたが、雷は嫌いです。昔、北アルプス常念岳山頂から尾根伝いに蝶ケ岳へ向かって歩いている時に出会った雷も怖かったです。いや、もう逃げるところがないのですから・・・。僕のところに落ちないでね、と祈るばかりなのでした。
そんなことを思い出しつつ、午後も雨の中トラクタに乗ってでたのですが、6反ほど尻踏みをしたところで、今度は風雨。いや吹き飛ばされそうな気配の風。寒冷前線でも通過したかな?そんな中近所の農家の人が草刈りからの帰りでトラックを止めて「おい、もう帰ろで!」と声を掛けて下さったで、切りもいいので、しまうことにしました。時計を見ると17時。雨風の田んぼの中、70歳半ばの百姓の先輩から大声で声を掛けてもらってありがたいことなのでありました。


ここ最近、一枚(3反)の田んぼの中で段差があるので稲の初期育成の間は畔をつくって水管理をしていた田んぼの土を曳いて平らにしようとしているのですが、今日でだいたい深水にすれば一面水に浸かるようになりました。まだ高低は残っているので、田植え後しばらくは波板を入れて水管理をしなくてはならないでしょうが、ま、畔を作るよりはましですし、そのうち波板も入らないようにするつもりです。


ネットで注文しておいた山田健『東京・自然農園物語』が届く。もうすぐ『藤沢周平全集 第八巻』が読了できそうなので、そのあとかな。でもなんだか楽しみです。


お、窓の外を見ると雲がちぎれて晴れてきましたね、風はまだまだ強そうだけど。明日は天気も回復ですな。


昨日も朝、除草剤を散布して、一日尻踏み。昨日は風もなくいい天気だったのですが。