脱芒機で枝梗をとる

bunshirou2007-03-02

28日(水)
如月尽。二月は逃げるなんていいますが、ホントはやいですね。


1日(木)
農協で脱芒機を借りてきて籾についたヒゲ、枝梗がついていると、播種機にいれて種まきする時、ひっかかってうまく落ちないので、この枝梗を取り除いておく必要があるのですね。ぐるぐると回転する筒の中に入れると、中で籾同士がこすれて枝梗が落ちるというわけです。でもって、横から風を送って、とれた枝梗のクズやら、未熟な籾を吹き飛ばしてくれるのでした。
なにせ借りた機械の能力が小さいので、「コシヒカリ」と「秋の詩」と混じらないようにやっていたら一日かかってしまった。しかしすごい埃。最後の方は埃で鼻水がダダーッと出てきて、夜まで鼻づまりで風邪ひいたような感じでしたが、一晩寝たら直りました。

2日(金)
朝、昨日の脱芒機ですごい埃だったので作業所の掃除をする。
小学校で「六年生を送る会」があって、次男が見にきてほしい、という。案内のプリントを見ると一番最初の出番のよう。いや、子供達の一生懸命の発表ぶりには心が洗われます。


涌井徹『農業は有望ビジネスである!―新たな高付加価値産業になる時代』読了。生産調整と戦う大潟村の話は面白く感動的でした。でもどこかに違和感があるのは会社組織としての農業だからでしょう。