米の消費量がまた減った

5月16日付けの「日本農業新聞」の論説に米の消費量がまた減った、とあります。2005年度は米の消費が過去最低だったようです。でも米を作っている生産世帯の消費量は少し増えました。つまり農家は米を少し食べるようになってきている、ということですね。でも消費世帯の米の消費量は減り続けています。生活形態の多様化が進み、ご飯中心の日本型食生活が崩壊し続けているのではないか、といわれています。御飯と野菜と魚を主体とした食生活をして体を動かす。日本の食事のよさを忘れてはならないところです。
論説ではメタボリックシンドロームに触れられていますが、僕はそんなことより、日本食がおいしいと思います。歳とったのかな、若い時には肉とか食べたかったけど。米はもちろんですが、野菜のおいしさを最近感じるようになってきました。煮物や漬物のおいしさ。
ま、米農家としては、どんどんお米を食べてもらわにゃいけませんわな。でもって、食べておいしいお米をつくらにゃなりません。