こなしから尻踏みへ、それから本田用除草剤の散布

連休の田植えが終って、20日あたりからまた苗が伸びてきたら植えられそうなので、このところはまたトラクタに乗って田んぼに水を入れて、トラクタのロータリーでこなしたり、ドライブハローで田植え直前の仕上げの尻踏み(仕上げの代かき)なんかをやっています。連休に植えた田んぼの苗は一旦色が落ちて黄色っぽくなっていますが、新しい根が出てきているようで(写真だと見にくいですが)、昨日、すこし除草剤を散布しました。除草剤は一回だけ散布します。水と土の間に膜をつくって、草が生えてくるのを抑える薬。イノーバという薬。田植え時から、田植え後15日までの間に散布するのですが、大きな農家は田植え機に粒剤散布の機械をつけて同時の撒くところが多いみたいですね。僕は田植え時は肥料の量とか植え付け具合などいろいろ気にすることが多いので、田植え時には散布せず、しばらくおいて苗から新しい根が出始めてから、水加減を水)散布することにしました。といっても畦からジャッ、ジャッと歩きながら、ボトルの液を撒くだけですけどね。これがしかしいい値段です。ってまあ、田んぼの中に入って草取りを何度もすることから比べたら安いのかもしれませんが、農家はこうしてお金を払って、草取りを薬や製薬メーカーにやってもらうことになりました。なんとか完全無農薬でも米づくりしてみたいけど、これも模索中です。今年から滋賀県の環境こだわり米を作ることにしました。農薬は慣行の半分、肥料も減化学肥料で50%は有機肥料です。減農薬はもうここずーっと実践して、必要最低限しか使っていませんが。その必要最低限の考え方がいろいろでしょうし、病気の稲になってしまってはダメだし、難しいところです。天気の都合もありますしね。