稲刈り開始と栽培管理記録

昨日は午後から雨が降ってきて(雨が降ると天気予報でもいっていたのだが、思っていたより早く降って来たのであった)田んぼ半分しか刈れないところが残ってしまった。いやはや。もう少し刈りたかったのであった。稲刈り開始日としてはあまり幸先がよくない。一昨日は快晴だったのに。

今日は今日で乾燥機のベルトが切れてしまって、籾の乾燥が途中で止まってしまったのだが、籾を水分計では買ってみると13%になっている。もう充分乾燥しているではないか。乾燥機の水分計は15.5%なんだけど。14.5%から15%で仕上げるのがいいのだが、ちょっと乾燥し過ぎてしまった。乾燥機の水分表示は籾殻ともに計るけど、水分計は籾殻をとって、玄米だけで計るから、少し違うのはわかるけど、ここまで違うとあれこれ調節しなくては。とりあえず乾燥はもう終えることにする。

また乾燥機の内部のベルトも古くなったのか鼠にでも噛まれたのか、隙間ができて、籾が隙間から落ちてしまっているので、これも交換しなくては行けないだろう。やはり初日だけにあれこれトラブルは出るものですな。

午前中には昨日母親がコンバイン用に田んぼの四隅を鎌で刈っておいてくれたのだが、昨日の雨で濡れたまま地面に置いてあるので、藁で束にして立てて乾燥するようにしてきた。昔、子供の頃、まだコンバインがなくて脱穀機の時代、鎌で稲刈りしていた時にはこんな風に刈っては束にして立てていたなぁ。で何日か乾かして、乾いたころに田んぼで脱穀して、籾の袋を耕耘機に繋いだリヤカーに積んで家まで運んできて、乾燥機に入れていたのであった。今は昔何日もかかっていたことが、数時間で終ってしまうからねぇ。

農協から北びわこスタンダード米のシールが送られてきた。一袋ごとにバーコードがついたこのシールを貼って出荷するのだ。先日播種日やら田植えの日やら使った肥料と農薬の種類とか栽培管理記録を提出しておいたので、それらのことが記入されているんのでしょう。今度は一般米の栽培管理カードも提出するんだけど、スタンダード米とほとんどおんなじなんですけどね。

さて、夕方昨日刈り残した田んぼのイネが乾いたら、刈ってきます。

って、そういうわけで、刈ってきました。