データベースソフト ファイルメーカーのお勉強


データベースソフトのファイルメーカーProが気に入っていて、昔からずーっと使ってきていたんだけれども、仕事が変わってどうも使う機会も減ってしまったし(まあ、農業見習いみたいなものだから当然なんだけど)、ver7になって別のソフトと言ってもいいくらい大きく変化したので(さらにとっても使いやすくなった、と評判だけど)いよいよちょっと遠のいてしまった。でもこういう梅雨の雨で、時間がある午前中(雨が上がったら追肥を撒きに出かけようと待機)には、少し触ってお勉強というのも言いかもしれない。

農業をしていて、データベースソフトを使う必要があるのはどういう時か。

1 農業資材管理

2 青色申告用の経営管理、税金対策、農業簿記

3 農業日誌

4 うーん・・・思いつかない

ま、そんなわけなのだが、1はたかだかわずかの水稲農家にそんなものは必要ない。問題は2なのだが、これはだいたい青色申告とか簿記とかの勉強不足でなんともまだ手が出ない状態。うーむ、認定農業者としてはこれではイカンので、年内にはちゃんと勉強するつもりです。でもこれは農文協の塩光輝著『だれでもできるエクセルで農業青色申告』(2800円!ぐっと心動かされる値段!帯には「安い、かんたん、申告に必要な書類がすべてそろう。わずか2800円で確定申告から経営診断・計画までできる画期的ソフト付き!」という文句まで踊っているのだ!)を買ったので(途中まで読んだんだけどね・・・)しばらくはExcelで処理するつもり。

で3の農業日誌なのでありました。ソリマチというソフト会社が農業関係では幅を利かせているみたいで、そのものズバリ『農業日誌V6』という(JA全中推奨製品ということにもなっている、いやはや)のもあるのだが、これが60000円。(ソリマチの『農業簿記V6』も60000円。これがいっしょになった『ファーマーズ・オフィス』が90000円)ちょっと手が出ない(という感覚。業務で使うのだからそれくらいは安いもの、という感覚もわかるんだけど、弱小零細農業経営だからね、そういう感覚には、まだなれないのです。いいのか?こんな感覚で。なんといっても片や2800円ですから。)

で、ファイルメーカーの登場である(うーむ、あんまり脈絡はあるのかないのかわからない展開だけど。)ver4から使ってきているので、基本的なことはわかっているつもりなんだけど、ver7の新しい機能が使いこなせないし、忘れてしまっていることもある。でもこれの便利さも骨身に染みてわかっているつもり。

今も農業日誌は自作のファイルメーカーで実際に作っているんだけど、入力したデータの使いこなしが、まだまだ。農業(特に水稲)は一年サイクルで動いていくので、そのあたりがざーっと見通せるレイアウトを作りたいし、田んぼ一枚毎のデータ(わずかの田んぼならメモしたり覚えたりも出来るけど)も、せっかくデータベースソフトを使うならきちんと見られるようにしたい。今のところ、僕の工夫は気象庁の気温や日照時間、風向風速のデータを落としてきてデータベースをつくって、リレーションを張っていることぐらいなんだけど。

ファイルメーカーにもいろんなソリューションを紹介してもらっているけど、実際のファイルそのものはわからないので、利用できないし(まあ、当然といえば当然で、そんなものをタダで公開することはなかなかできないでしょうけれど)農業関係のものは皆無です(ま、これも当然ですが)。農業関係はソリマチが独占しているような雰囲気だけど、ファイルメーカーも頑張って欲しい、というか頑張ろうとしている僕を応援するように。

で、話が長くなってしまったが、CC Calendar for FileMaker 7のfree版をダウンロードしてみたのだが、なんか使い勝手が良さそうで気に入ってしまったし、なんといってもきれいなんだよね、画面が。こういうのがなによりうれしかったりする。full版とかpro版とかがあって、お金を払えばさらに便利に使えそうなんだけど、とりあえずfree版の解析をしてみようかと思っている次第(ほんとにできるのか?そんなことが。)

バックグラウンドを見られるようにして、フォントをいじってみたら、日本語表記もできるようになったし、素晴らしい!の一語に尽きる状態なんだけど、仕組みがわからないから、感激するだけ。仕組みがわかるようになったら、感激極まって気絶するかも。やれやれ。