アトラスオオカブトの巻

そういえば、次男がアトラスオオカブトを買ってもらって、喜んでいる。餌のゼリーをやったり、霧吹きで土を湿らせたり。一昨年だったか、長男が中国で採集したオオクワガタのつがいを買ってきて、世話していたけど、二年ほど生きて、結局卵を産ませることなく、この春に死んでしまったのでありました。外国産のカブトは初めてで、僕もちょっと興奮した。でもオス1匹だけだし、サイズもちょっと小さいような。1200円、安かったので買ってもらったらしいが。本当に安いのか?でも角が小さいのも入れると四つもあるし、なにやら光沢もあるので、日本のカブトとは趣もちがう。よほど腹が減っていたのか、長男からもらったクワガタ用のゼリーをむさぼるほうに食っている。いやはや。
長男は長男で、また虫の虫がうごめきだしたか、朝の新聞配達で稼いだ金で、今年はなんとかという外国産のオオクワガタを買う、と言いだした。
ちょうど僕も奥本大三郎先生の『捕虫網の円光』を枕頭本にして読み出したところで、なにやら虫の虫が動くのでありました。