大豆経営安定対策や稲作所得基盤確保対策などの拠出金は前渡金で

雪の景色


『はじめての文学 村上春樹』読了。みな読んだものばかりのはずなんですけど、昔のカンガルー日和とか初期の短編のようなものは忘れてしまっていますね。それから「はじめての文学」シリーズは「文学の入り口に立つ若い読者ヘ向けた自選アンソロジー」ということですが、少年少女向けとはいえ、ファンタジーっぽいものが選ばれていて、少し納得がいかないところ。初期の短編集『中国行きのスロウボート』からもっと選んでもよかったのではないかなぁ。「文学の入り口に立つ若い読者」というのが、いったい何歳ぐらいの若い読者を思っているのかわかりませんが、中学・高校生を考えているのなら、もう充分楽しめるはずだと思うんだけど。今回読んで一番よかったのは「沈黙」かな。それから「ことわざ」。「「文学の入り口に立つ若い読者ヘ向けた」短編集なら、あの黄色い本『象の消滅』のほうがふさわしいと思います。


午後は農協で農業簿記の講座受講。国からでている大豆経営安定対策や稲作所得基盤確保対策などの拠出金は前渡金として処理することなどを教えてもらう。前渡金は資産科目だから費用として控除できないのですね。うーむ。で補填金などとして受け取った金額の中の掛金分を前渡金として処理する、ということらしいです。うーむ、そうだったんですか。ややこしいです。