「平凡な人生は存在するか」と奉仕作業と穂いもち

十河進さんのコラムを毎週楽しみにしているけれど、先日の「平凡な人生は存在するか」はまたセンチメンタルでとてもよかった。尾形明監督の映画『いつか読書する日』も観てみたい気がする。岸部一徳、田中裕子、仁科亜希子だもんな。「中年男女の不器用な恋を綴った本格メロドラマ」だそうですが。
それから3、4日前、軽トラでラジオを聴いていたら映画『幸福のスイッチ』安田真奈監督がインタビュー番組に登場していて、聴いているうちに映画が観たくなった。こっちは上野樹里本上まなみ沢田研二中村静香だそうで。なんか両方とも地味で静かな映画のような気がするけど、観てみたいな。

昨日の日曜日は、午前中が小学校の奉仕作業で、えーっと教室の高いところの窓拭きとか、蛍光灯の掃除とか、壁のペンキ塗りとかね。午後は中学校の奉仕作業で草むしりを少し。でそのあと体育推進の寄り合いで、運動会に向けての準備物の確認。地域の倉庫から運動会関係の道具やらを出してきて、ある物と無い物、修理の必要な物、新たにつくらなければならないもの、買わなければならない物などをチェック。あ、それから競技の出場者への賞品のチェックも。うーむ、なかなか大変ですな。
今朝は会場の中学校や小学校へ備品借用のお願いに行ってきました。うーむ。

それからどうも9月になったら稲刈りもできそうなので、そうそうに刈れそうなコシヒカリの田んぼの尻水戸を切って落水をしてきました。いや、水が張ってあった田んぼだけですが。
それから父がすこし穂いもちがでている、というのですぐに田んぼを見に行く。なるほどすこし穂が枯れているし穂の首のところが茶色く変色しているのがある。やれやれ。さっそく一本抜いて農協へもっていってみてもらうとやっぱり穂いもちだということでした。でももう刈り取り間際だし、それほど沢山でている訳でもないし、消毒の必要もないし、しても効果がないということなので、ま、このままに。大豆後の田んぼなんですよね。なかなか転作後の田んぼは難しいのでしょう。

カマキリの脱皮・バッタの脱皮

先日来、次男がカマキリとバッタを捕まえてきて、プラケースの中で飼っている。そしたら「カマキリが白くなった!」と言うので、観てきたら、なんとカマキリが脱皮した抜け殻だった。いやはや。カマキリの脱皮の抜け殻、初めて観ました。「これは、すごい、カマキリの脱皮だ、抜け殻だ!」と教えてやると、「すごいん?お父さんも初めて見たん?」と聞くので、「おう、初めて見た」と返事すると、うれしそうにしていた。そしたら、昨日、「お父さん!バッタも脱皮した!」と叫んでプラケースを持ってきた。なんとバッタも脱皮して抜け殻が転がっていた。むむむ、なんと、バッタもつられて脱皮したのか。しかし、肝心のバッタが見当たらない。「あれ?バッタがおらんがな」と言うと、「うん、ここ」と指さすので見ると、バッタの足が転がっていた。どうやら、カマキリの餌食となったようだ。いやはや。カマキリは肉食だと教えてやると「なあ、お父さん、カマキリって強いん?」とうれしそうに聞いてくる。うんうん、カマキリは強いぞ、と教えてやる。「カブトとカマキリとどっちが強いん?」と聞いてくるので、「たぶんカブトやと思うけど・・・。住んでるところが違うからなぁ、ケンカはせえへんのや」と話す。ま、そのうち「蟷螂の斧」の故事の話しでもしてやらねば。あ、もちろん予習してから。